機関紙『介護と保健』について
我が国の高齢化が進行していく中で、保健師が果たすべき役割や業務は、今まで以上に大きくなることが予想されます。
保健師が中心となり、地域住民の健康ニーズを分野横断的に把握、評価して、効率の良いサービスを展開していくことが、今後ますます求められていくでしょう。
保健師活動を効果的に展開していくためには、地域の中で主体的な住民参加を促し、保健師、介護福祉の専門職、関係機関や住民との協力する体制が必要です。そしてこのような体制は、5年、10年先につながる地域包括医療・ケアの基盤になると考えます。
市町村合併の影響や業務の縦割り制度など、保健師間の連携がとりにくい様々な背景が指摘されていますが、保健師間の積極的な連携による、高齢者医療福祉の地域全体の実態や課題を把握した効果的なサービスへの展開は、期待が大きいと考えられます。
このたび、一般社団法人 日本保健情報コンソシウムでは、母子保健普及活動を通して全国の自治体や保健センターと長年にわたり関係を築かれている株式会社母子保健事業団と連携して、高齢者保健を取り巻く時事的な話題と豊富な記事を取り入れ、保健師をはじめ現場の指導者を対象とした情報提供を行うために、高齢者保健普及啓発機関紙の発刊をさせていただく運びとなりました。
全国の高齢者保健・福祉介護指導関係者のために、発行趣旨をご理解いただき、是非ご協賛賜りますよう、お願い申上げます。
概要
- 配布物
- 高齢者保健普及啓発機関紙『介護と保健』
- 配布先
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- 都道府県庁・市区町村役場
- 保健所・市町村保健センター
- 地域包括支援センター
- 訪問看護ステーション
- 居宅介護支援事業所
- その他の関係各所
- 対象者
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- 保健師・看護師・医師・歯科衛生士などの医療関係者
- 介護支援専門員・介護士・栄養士など
- その他の関係者
- 発行日
- 2月1日、5月1日、8月1日、11月1日の年4回発行
- 仕様
- A4判(新聞仕様)
- ページ数
- 8P(基本ページ建て)
- 発行
- 一般社団法人 日本保健情報コンソシウム
(一般社団法人 日本医薬情報コンソシウムから2013年11月に法人名変更しました)
- 発行人
- 大橋 靖雄
(中央大学 理工学部 人間総合理工学科 教授
東京大学名誉教授 工学博士)
- 監修
- 井藤 英喜
(地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター長)
- 協力
- 公益財団法人 母子衛生研究会、株式会社 日本ブレイス
- 編集・製作
- 一般社団法人 日本保健情報コンソシウム
- 配布協力
- 株式会社 母子保健事業団
- 発行部数
- 3万部